いっつも年末になるとバスケばっかり見てるよね。
私も年末の番組見たいんだけど。。
年末はバスケの大会ばかりだからしょうがないんだよ。
レコーダー買ってあげるから録画してくれ!!!
毎年12月から年始にかけてバスケ好きにはたまらない期間となる。
日本の各カテゴリーの大会が数多く開催されるからである。
今アメリカで活躍している八村塁や渡邊雄太もWINTER CUPから世界に羽ばたき、今のBリーグを牽引する選手の多くがこの大会で頭角を現す。
その中でも今年注目していた高校2校が準決勝で対決となった。
福岡大学附属大濠高等学校
VS
仙台大学附属明成高等学校
本当高校生とは思えないほど両チームともに完成度が高く、素晴らしい試合でとても面白かった。
自分が観ていて思ったことを述べていく。
福岡大学附属大濠高等学校
キャプテン岩下を中心に、点取り屋の湧川、スーパールーキー川島が得点を重ねていく。
強固なディフェンス、勝負どころでのプレスで試合を確実に決めにいくスタイルはかつての能代工業を彷彿とさせるほど圧倒的な強さで勝ち上がってきた。
仙台大学附属明成高等学校
「八村2世」と呼ばれる山崎一渉、速攻やペネトレイトから得点をあげる菅野、オールラウンドな活躍が目立つ山﨑紀人を中心に、平均身長大会NO.1の高さと運動能力、佐藤先生仕込みのパッシングゲームで他を圧倒している。
試合感想
試合が始まるまでは、正直6:4で明成に分があると思ってましたが、大濠が勝利しました。
試合を決めた要因を自分なりにまとめてみました。
- 明成が圧倒してきた高さのアドバンテージが大濠相手にはかなり少なかった。
- 大濠岩下のシュートタッチが良く、ゲームメイクで試合を掌握していた。
- 大濠のDF強度が高く、プレスがかなり効果的だった。
明成が圧倒してきた高さのアドバンテージが大濠相手にはかなり少なかった。
明成は大会NO.1の平均身長で高さと高い運動能力で相手チームを圧倒していたが、大濠も大会NO.2の平均身長で高さを誇るチームであり、両チームが誇る高さの優位性が他チームとの対戦に比べるとかなり少ないように感じた。
大濠の湧川や明成の菅野はどちらも通常なら決められる速攻やペネトレイトからのアタックを止められる場面も数多くあり、明成が強いリバウンドもそこまで大きな開きはなかった。
大濠岩下のシュートタッチが良く、ゲームメイクで試合を掌握していた。
大濠岩下のシュートタッチが抜群に良かった。特に3P17本中9本成功と大当たり。
シュートタッチが良かったため、明成DFも岩下に通常より強く当たらなくてはいけなくなったため、終盤ではドライブが活きるなど岩下の得意なゲームメイクがより一層光っていたと感じた。
大濠のDF強度が高く、プレスがかなり効果的だった。
勝負を1番分けたのは大濠のDF力だと思う。
オールコートでのプレス、ハーフコートでのDFは間違いなく大会NO.1であった。
明成はボール運びでもたつき、ボールをもらう段階で腰が浮いてしまったり、背を向けてボールをもらう場面もあり明成得意のパッシングゲームへのエントリーが通常よりも遅くなってしまった。
FG%は明成の方が良いが、2P3PのFG総数は大濠の方が20本も多いのも上記を物語っていると思う。
最後に
ここ数年の高校生の試合で1番レベルが高く、見ていてとても興奮しました。
明成高校は負けてしまいましたが、将来必ず活躍してくれると信じています。
将来ここからNBAやBリーグで活躍してくれる選手が必ず出てくると思います。
皆さんが思ったWINTER CUPの感想お待ちしております。
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