効率的に学ぶには何がいいかな?
この本を読んだ当時、社会人5年目であった。
金融特有の資格勉強しかしておらず、漫然と過ごしていました。
会社以外の周りの社会人に比べて成長できていないような感覚があり、このまま言われた資格を取るだけでは、成長できないと思い始めていた。
今後の長い社会人生活で生かせるビジネスの教養みたいなものを学べないかな?
そんなことを考えていました。
いろいろ調べていく中で「社会人にとって読書が最もコストパフォーマンスの良い勉強である」という記事を見かけた。
- 著者が何年もかけて学んできた知識や経験を体系的に教えてくれる。
- その知識や経験を1500円前後で購入できる
- 読書によって得られた知識は自己成長・時間短縮につながる。自分の経験+著者の経験・知識で2倍にも3倍にも成長できる。
著者が苦労して学んだたくさんの知識や経験を一冊の本を読むことで学ぶことできる。
読書はコストや時間を考えるととてもコスパの良い学びなんだと気付きました。
さらに効率を常に考える私はこうも考えました。
読んだ本を忘れないようにする方法あれば最強じゃね?
そんな中で樺沢紫苑先生が書かれた「読んだら忘れない読書術」というの本を見つけました。
この本の冒頭や目次を読み、探していたのはこれだ!と思いました。
この本の内容を基にたくさん読書を行い、読書で学んだことを仕事や私生活で実践するということを繰り返してきたことで成長を実感できるようになりました。
今まで読書をまったくしてこなかった私が、読書を好きになり、読書を通じて成長することができたのはこの本のおかげと断言できます。
本日はこちらの本の中で特に感銘を受けた内容の感想をご紹介していきます。
読書で知識だけでなく、時間を買うことができる
これははとても面白い発見でした。本書ではスパムメールの対策を例に説明されてますが、エクセル作業やパワポ作成など仕事で使うようなスキルも同様だと思います。
ライバルに差をつけることができる
月に1冊も本を読まない人はどのくらいいると思いますか?
月3冊読めば、8割以上の人よりも優位になれる。
この文章を読んだ際にこのように思いました。
本を読むことで同僚よりも抜きにでることができれば昇進もしやすいと思い、読書を積極的にするようになりました。
自己成長は圧倒的なインプットが必要
これを見たとき、まさに自分のことだと思いました。私は本を読んでも「面白かった」などの感想は言えても、他人へ説明ができるまでのインプットはできていませんでした。
説明できなければ、ただの自己満足だな、、、、
これを見てから他人へ説明できるようなインプットを心がけました。
読書だけでなく、会社の資料を読む際にも同様の心がけたをしたことで「資料良く読み込んでいるね」と上司や同僚に言われるようになりました。
忘れないための大原則は「アウトプット」と「隙間時間」
アウトプット
インプットの話をしているのに、なぜアウトプットが大事なの?
当時はこのように思ってました。
今ではこのアウトプットこそが自己成長で1番大切ということを肌で感じております。
アウトプットで行うべきことは2つです。
反復作業
人は反復されるものを重要と判断します。何度も反復して学ぶことで一時記憶から長期記憶へ移行しやすくなります。これを読んだときに「エビングハウスの忘却曲線」と同じことを言っていると思いました。
人に説明する
学習方法と学習定着率を調べた研究で1番良いとされているのは「他の人へ教えること」です。
こちらも「ラーニングピラミッド」と呼ばれております。
ちなみに、読書だけの定着率は約10%となっており、ただ読むだけでは知識として定着しにくいのはデータとしてもあるのだと妙に納得した記憶があります。
スキマ時間
と書かれてました。
これも「ポモドーロ・テクニック」に近いと感じました。
ポモドーロ・テクニックとは25分作業、5分休憩を繰り返すことで集中力を継続させるというテクニックである。人の集中力にも限度があるので集中できるスキマ時間を活用して読書をすることでインプットの質も良くなる効果もあります。
さいごに
いかがだったでしょうか?
読書は効率的に生きるためには不可欠なものであり、その読書を効率的に行うことで他人と差をつけることができます。
ぜひ興味のある方は本書を購入してみてください。
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